実家に戻りバイトしながら就職活動。そして・・・

平成19年の夏、私は実家へ帰った。在職中、主治医から診断書は書いてもらっていたが、そこまでひどい「うつ」でもなかったので、職場を辞めると、すぐに動けるようになったし、気分の落ち込みも少なかった。ただ、実家にお世話になるんだから、多少はお金を入れなければならない、と思い、バイトを始めた。

短期のバイトや、登録制バイト、色々やったが、一番楽しかったのが「コールセンター」のバイトだった。時給もそこそこいいし、座りながらする仕事なので、それ程苦にはならない。内容は、「スカパー」の料金を滞納している人への、督促の電話をかける仕事だった。

そこで最初に上司(正社員)に言われた言葉が、「何を言われても、向こうが料金を滞納してるんだから、向こうが悪い、貴方達は悪くない。そう思っていれば、腹立つ事を言われても、『この人何言ってるんだろう』って流す事ができる」という事。この言葉がとても胸に染み入り、心地よく仕事をする事ができた。そのバイトを続けて2ヶ月、2つの職場が、ハローワークに登録した。

一つは地元(A)、もう一つはJRで2時間程の田舎にある病院(B)。どっちが第一希望とも言えず、両方面接を受けた。最初にBを受けたが、院長と治療方針と言うか、患者に対する思いが食い違い、ほとんど喧嘩別れのようになった。まぁ、落ちるだろうと思っていたが、不採用の電話が2週間後に届いた。

その後すぐにAを受けたが、そこでは「是非うちの職員として迎え入れたい!!」と言われた。Aでは、面接内容から、ほとんど内定が決まっていたようなものだったが、そこで、少し迷うような出来事があった。バイト先から、「正社員にならないか」と、お誘いの言葉があったのだ。

やってて楽しい仕事ではあったし、提示された給料も、正直A病院より高かった。しかし、3日程悩んだ結果、自分は、「医療職として働きたい」と言う思いが強い事に気づかされた。給料が多少少なくても、自分の本当にやりたい仕事を続けたい。そう思った。バイト先には、丁重にお断りし、それからすぐにA病院から内定をもらえた。そして平成20年、私は6度目の職場へと就職した。

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