4度目の就職と失恋

4度目の就職先は、正直、全ての面で良かった。最初こそかなり怒られもしたが、それは、自分の技術が未熟だったから。必死に頑張って、3ヵ月後には「もう安心して任せられるね」と先輩に言われた。そこからはすごく人間関係も良くなったし、元々給料は高かったし。まぁ、難を言えば、結構忙しくて大変だったが、遣り甲斐がある、とも言い換える事ができた。

しかし、ここで、一時期だいぶ良かったうつが、またぶり返した。その原因は、仕事ではなく、「失恋」だった。3年間一緒に住み、結婚の話もお互いの両親に話していた。だが、色々あって、やはり別れる事となった。苦しくて、辛くて、何も食べられなくなって、「こんなに苦しいなら死にたい」と思うようになった。

彼女のものがなくなった部屋は、ガランとしてて、「1人になったんだ」と言う事を実感せざるを得なかった。そんな部屋を掃除する気力もなくなり、ドンドン散らかっていった。仕事も、たまたまだが、辞める人が重なり、残っている人で1日13時間ほど働かなくてはならなくなり、心身ともにきつかった。

そんな折、急に「引っ越そう」と思い立った。彼女のいない部屋に留まっているのが辛い。駅からも近くはなく、今の職場に行くのもちょっと大変。彼女の思い出が染み付いた家なんかとは離れて、もっと職場に近い家に住んで、新たな一歩を踏み出そう。そう考えた。

私は、一旦決めたら、行動するのは早い。わずか10日程で新しい家を決め、引っ越した。しかし、「職場に近い家」と思い、選んだ物件が、全く意味のない事になる・・・

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